【完】スーツの彼氏×制服の彼女
「何で…麻白君まで?」


「…別にいいだろ?その墓地には俺たち麻白家の墓もあるし…」


「そうなの?晃生さん」


「うん…まあ~」


晃生さんは一言も私には教えてくれなかった。


麻白君は私の顔をジッと凝視。


そのジッと見るクセを…私は止めて欲しいトコ…


「兄弟揃って…イケメン!!」


お母さんは晃生さんと麻白君を交互に見つめる。


その視線はまるで二人に襲い掛かりそうな勢い。


「「……」」


二人ともお母さんの視線にたじろいだ。



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