【完】スーツの彼氏×制服の彼女
墓参りの後…菜摘さんは俺たちをお茶に誘った。



高台から見下ろしていた湘南の海。



今度は湘南海岸沿いを走り…菜摘さんと兄貴がよく行ったカフェに入った。



「……」
俺はあまり乗る気ではなかったが…


冬梧がOKした。



「……私たち…最近…こっちに戻って来たの…」


「そうか…」


和馬兄の死をきっかけに赤子の舞ちゃんを連れて実家の神戸に帰った菜摘さん。


しかし…また…東京に住み始めたらしい。



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