貴女は僕の運命の人ではありませんでした




トモにワン切りをして5分後くらいにトモのマンションに着いた。


すでにトモは待っている。






「お待たせぇ~」





「待ってないよ?今降りてきたところだもん。」





「っつうか、なにそん荷物...家出でもするの?」





「え?!多い?!これでもだいぶ減らしたんだけどなぁ。女の子は荷物が多いんだよ!」





「...なるほどねぇ。まさか、枕とか持ってきてないよね?」





「持ってきてないわっっ!!ちょっと服に悩んじゃって...夜、明日着る服を貴司に決めてもらおうと思って...余分に持ってきたの」




クシャっと微笑む顔がホント可愛くて・・・




「...トモってさ、イチイチ可愛いよね?」





「なに、イチイチの使い方間違ってるよ?」





「間違ってないよ。ホント...イチイチ可愛い...」





「ハイハイ。ってか、行こうよ!!今から高速乗ればゆっくり行っても21時には旅館に着くよね~♪」




「そうだね!んじゃぁ、行きますか♪」





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