貴女は僕の運命の人ではありませんでした







トモを抱いたのは初めてじゃないのに・・・




まるで初めてかのように俺の心臓は高ぶっていた。




手なんか震えちゃったりして・・・








トモに触れてる事がとても幸せで、




ココも・・・ココも・・・ココも・・・




全て俺のものなんだって思いながらトモを抱いた。






そして・・・ひとつになる時に・・・












「...愛してる」
















俺は俺が苦手にしていた言葉を




生まれて初めて・・・



何の抵抗もなく・・・



ありえないほどとても真剣に・・・









俺の運命の女に囁いた。








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