貴女は僕の運命の人ではありませんでした

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊




約束していた月曜日から数日経っても純から連絡が来る事はなかった。


もちろん。


俺の自宅に来る事もなく・・・





・・・純、俺に愛想つかしたか？



もしそうだったら、俺はトモと・・・






・・・なんて考えていると、母親から電話がはいった。








「..もしもし。どした？」




「もしもし？仕事中にごめんね～今朝帰ってきたわぁ。」




「あっそ...お疲れさん。...でなに？その報告？」




「...あっそって可愛くないわねぇ。ねぇ、今日帰って来れない？」




「...なんで急に？」




「なんとなくね♪たまにはゆっくり夕飯食べたいじゃない♪だから、ね？」




「...俺仕事終わるの何時かわからんし...」




「いいわよ♪待ってるから！ッてな訳でよろしく～」






・・・よろしく～って・・・。


まぁ、今日はトモが用事あるから逢えないみたいだし。


実家に顔出すか・・・