Maria ~私の心を貴方に捧ぐ~
「また来ちゃったぁ」
『学校サボったのかよ』
「今日土曜日だよ?」
『あぁ…そうだっけ?ここにいると曜日の感覚がなくなる』
私がいつもの定位置のベッド横の椅子に腰かけると、京ちゃんは体を起こし、ベッドに座る体勢になった。
VIPの病室にはふかふかのソファーも置かれているけど、ベッドと少し距離があるから、私は絶対に椅子に座る。
「今日は誰も来ないの?」
『さぁな、あいつら連絡なしに来るから』
私が京ちゃんの病室にいる時に、省吾さんと音葉さんと鉢合わせたことが何度かあった。
音葉さんとは会えば挨拶はするけど、特に会話をすることはない。
いつも省吾さんとしか会話らしい会話はしない。
私がすぐに病室を出るようにしているからかもしれないけど。
友達が来てるのにずっといても邪魔なだけだからね。
『学校サボったのかよ』
「今日土曜日だよ?」
『あぁ…そうだっけ?ここにいると曜日の感覚がなくなる』
私がいつもの定位置のベッド横の椅子に腰かけると、京ちゃんは体を起こし、ベッドに座る体勢になった。
VIPの病室にはふかふかのソファーも置かれているけど、ベッドと少し距離があるから、私は絶対に椅子に座る。
「今日は誰も来ないの?」
『さぁな、あいつら連絡なしに来るから』
私が京ちゃんの病室にいる時に、省吾さんと音葉さんと鉢合わせたことが何度かあった。
音葉さんとは会えば挨拶はするけど、特に会話をすることはない。
いつも省吾さんとしか会話らしい会話はしない。
私がすぐに病室を出るようにしているからかもしれないけど。
友達が来てるのにずっといても邪魔なだけだからね。