Maria ~私の心を貴方に捧ぐ~
素直な気持ち
「成瀬さん、1番診察室へどうぞ」
看護師に名前を呼ばれ、俺は診察室へと足を進めた。
診察室にはいつもと変わらない笑顔で、織原院長が座っていた。
『具合はどうかな?ちゃんと薬は欠かさず飲んでいるかい?』
『体調は問題ないです。薬も忘れずに飲んでます』
『今のところ拒絶反応も起こしていないようだが、いつどうなるか分からないからちょっとした異変でもすぐに病院に来るんだよ』
『はい。でも、ずっと拒絶反応は起こさないような気がします』
俺の言葉に笑顔を見せてくれる織原院長。
俺の中でまりあが生きている。
まりあとなら死ぬまで上手く付き合っていける気がする。
『生活は落ち着いたかい?』
『だいぶ落ち着きました。今は大学受験に向けて毎日勉強してます』
『受験勉強は大事だが、あまり無理をしてはいけないよ』
『はい』
看護師に名前を呼ばれ、俺は診察室へと足を進めた。
診察室にはいつもと変わらない笑顔で、織原院長が座っていた。
『具合はどうかな?ちゃんと薬は欠かさず飲んでいるかい?』
『体調は問題ないです。薬も忘れずに飲んでます』
『今のところ拒絶反応も起こしていないようだが、いつどうなるか分からないからちょっとした異変でもすぐに病院に来るんだよ』
『はい。でも、ずっと拒絶反応は起こさないような気がします』
俺の言葉に笑顔を見せてくれる織原院長。
俺の中でまりあが生きている。
まりあとなら死ぬまで上手く付き合っていける気がする。
『生活は落ち着いたかい?』
『だいぶ落ち着きました。今は大学受験に向けて毎日勉強してます』
『受験勉強は大事だが、あまり無理をしてはいけないよ』
『はい』