Maria ~私の心を貴方に捧ぐ~
『学校以外の女と友達になったの、久しぶりかもしんねぇ』

「よかったじゃん。友達増えて」

『まりあは変わり者だな』

「そうかなぁ??」

『女に引っ叩かれるような男と友達になろうなんて普通思わねぇよ』

「アハハ!そうかもねっ」



私もブランコの上に立ち、ゆっくりブランコを漕ぎ始めた。


いつもより高い位置から見る夕日は、いつもより綺麗に見えるような気がした。


…隣に京ちゃんがいるからかもしれない。



「毎日メールしてもいい?」

『バカか』

「いいじゃん」

『気が向いたら返事返してやるよ』

「毎回気が向くよ。絶対」

『ブハッ!やっぱ変な奴』



京ちゃんの笑顔はお日様みたいで大好き。


私に力をくれるんだ。





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