Maria ~私の心を貴方に捧ぐ~
にこにこしながら横から俺の顔を見るまりあ。
「美味しい?」
『市販だから美味しいに決まってんだろ』
「それもそうだね」
『まりあも食う?』
「私はいいよ。風邪うつされたくないし」
……こいつ。
さっきまではめちゃくちゃ心配そうな顔してたくせに、今では悪戯好きの子供みたいな顔してやがる。
「あっ!ストラップ付けてくれたんだね」
『嫌々な』
「そんな照れ隠ししなくていいのに!!」
『お前バカか』
「じゃんッッ!!」
まりあの取り出したものを見て、俺はおかゆを喉に詰まらせそうになってしまった。
『お前それッッ』
「そっ!色違いのお揃い~!!」
『勘弁しろよ……』
「いいじゃんっ!!記念にさっ」
知らないうちに俺はまりあとお揃いのストラップを付けさせられていたみてぇだ。
彼女ともお揃いの物なんて付けたことねぇのに…。
でもまりあの笑顔を見ていたら、まぁいっかと思えてしまうから不思議だ。
「美味しい?」
『市販だから美味しいに決まってんだろ』
「それもそうだね」
『まりあも食う?』
「私はいいよ。風邪うつされたくないし」
……こいつ。
さっきまではめちゃくちゃ心配そうな顔してたくせに、今では悪戯好きの子供みたいな顔してやがる。
「あっ!ストラップ付けてくれたんだね」
『嫌々な』
「そんな照れ隠ししなくていいのに!!」
『お前バカか』
「じゃんッッ!!」
まりあの取り出したものを見て、俺はおかゆを喉に詰まらせそうになってしまった。
『お前それッッ』
「そっ!色違いのお揃い~!!」
『勘弁しろよ……』
「いいじゃんっ!!記念にさっ」
知らないうちに俺はまりあとお揃いのストラップを付けさせられていたみてぇだ。
彼女ともお揃いの物なんて付けたことねぇのに…。
でもまりあの笑顔を見ていたら、まぁいっかと思えてしまうから不思議だ。