Maria ~私の心を貴方に捧ぐ~
自分で洗うからいいと言ったのに、まりあが食器まで洗って片付けてくれた。
こうやって家で色々してもらったのは久しぶりだなと思った。
リビングに誰かといるのも久しぶりだ。
『帰らなくて大丈夫なのかよ?』
「連絡してるからもう少しなら大丈夫だよ」
『男の家に来てるって知ってんのか?』
「ううん、友達の家って言ってる。男何て言ったら真由さんに根掘り葉掘り聞かれそうだから」
『真由さん?』
妹はいるっつってたけど、もしかして姉ちゃんもいんのか?
「真由さんはお母さんだよ。って言っても、お父さんの再婚相手だから血は繋がってないんだ」
『仲良くやってんのか?』
「仲良しだよ。お母さんって言うより、お姉ちゃんみたいなの」
こいつは嫌な事とか、辛い事はあるんだろうか。
いつも笑顔で学校や家の事、友達の事で愚痴を漏らしたことがない。
他の奴にはちゃんと言えてんだろうか。
何故か妙に心配になった。
こうやって家で色々してもらったのは久しぶりだなと思った。
リビングに誰かといるのも久しぶりだ。
『帰らなくて大丈夫なのかよ?』
「連絡してるからもう少しなら大丈夫だよ」
『男の家に来てるって知ってんのか?』
「ううん、友達の家って言ってる。男何て言ったら真由さんに根掘り葉掘り聞かれそうだから」
『真由さん?』
妹はいるっつってたけど、もしかして姉ちゃんもいんのか?
「真由さんはお母さんだよ。って言っても、お父さんの再婚相手だから血は繋がってないんだ」
『仲良くやってんのか?』
「仲良しだよ。お母さんって言うより、お姉ちゃんみたいなの」
こいつは嫌な事とか、辛い事はあるんだろうか。
いつも笑顔で学校や家の事、友達の事で愚痴を漏らしたことがない。
他の奴にはちゃんと言えてんだろうか。
何故か妙に心配になった。