Maria ~私の心を貴方に捧ぐ~
*****
「もうお子ちゃまは眠たいから寝るね」
"『あぁ、しっかり寝ろよ』"
「京ちゃんもね、お休み」
"『お休み』"
京ちゃんと電話を切った後も、余韻に浸っていたくて中々耳から携帯を離せなかった。
京ちゃんと会った展望室は、いつの間にか私を癒してくれる場所になっていた。
入院初日にここに来るのは、あの時みたいに京ちゃんが強さをくれる気がするから。
入退院を繰り返していた私は、今回もいつもと何も変わらないと思っていた。
だけど違った………。
「京ちゃんがいる…記憶の中の京ちゃんじゃなくて、今の京ちゃんが傍にいてくれる」
恋はこんなにも私の心を強く、逞しくしてくれる。
今なら何でも出来そうな…無敵な気分。
京ちゃん…大好きだよ……。
「もうお子ちゃまは眠たいから寝るね」
"『あぁ、しっかり寝ろよ』"
「京ちゃんもね、お休み」
"『お休み』"
京ちゃんと電話を切った後も、余韻に浸っていたくて中々耳から携帯を離せなかった。
京ちゃんと会った展望室は、いつの間にか私を癒してくれる場所になっていた。
入院初日にここに来るのは、あの時みたいに京ちゃんが強さをくれる気がするから。
入退院を繰り返していた私は、今回もいつもと何も変わらないと思っていた。
だけど違った………。
「京ちゃんがいる…記憶の中の京ちゃんじゃなくて、今の京ちゃんが傍にいてくれる」
恋はこんなにも私の心を強く、逞しくしてくれる。
今なら何でも出来そうな…無敵な気分。
京ちゃん…大好きだよ……。