Maria ~私の心を貴方に捧ぐ~
気付けば隣にいたはずのまりあがいなくなっていた。
周りを見渡すと、子供用の玩具やパズルなどが置かれている、小さな丸の広場の様なところに座り込んでいた。
「今日はわんちゃんの絵本持ってきたよぉぉぉ!!」
この場の雰囲気を気にしていないかの様な、明るい声で子供たちに声を掛けるまりあ。
さっきまで悲しい顔をして、涙を流していたはずの子供たちが泣くのを止めまりあの傍へ駆け寄っていく。
『まりあお姉ちゃん!わんちゃんの絵本持って来てくれたの!?』
「うん!みんなわんちゃん好きぃ??」
「「「『『好きぃぃ!!』』」」」
「よし!みんな近くにおいで!!」
いつも子供っぽくみえるまりあが今はお姉さんに見えた。
まりあの笑顔に誘われる様に子供たちの顔も段々と笑顔に変わっていく。
まりあはすげぇな…。
そんなまりあと子供たちの微笑ましい光景を、俺はソファーに座って眺めていた。
周りを見渡すと、子供用の玩具やパズルなどが置かれている、小さな丸の広場の様なところに座り込んでいた。
「今日はわんちゃんの絵本持ってきたよぉぉぉ!!」
この場の雰囲気を気にしていないかの様な、明るい声で子供たちに声を掛けるまりあ。
さっきまで悲しい顔をして、涙を流していたはずの子供たちが泣くのを止めまりあの傍へ駆け寄っていく。
『まりあお姉ちゃん!わんちゃんの絵本持って来てくれたの!?』
「うん!みんなわんちゃん好きぃ??」
「「「『『好きぃぃ!!』』」」」
「よし!みんな近くにおいで!!」
いつも子供っぽくみえるまりあが今はお姉さんに見えた。
まりあの笑顔に誘われる様に子供たちの顔も段々と笑顔に変わっていく。
まりあはすげぇな…。
そんなまりあと子供たちの微笑ましい光景を、俺はソファーに座って眺めていた。