Maria ~私の心を貴方に捧ぐ~
「わぁ!もうみんな寝る時間だよ!!」
「「「『『えぇぇぇ!!』』」」」
「えぇじゃないのぉ!!また来るから!!ね?」
子供たちはまりあの言葉に渋々返事をすると、それぞれ自分の病室に向かって歩き始めた。
車椅子の男の子もまりあに笑顔で『おやすみなさい』と言って、病室に入っていった。
「京ちゃんごめんね!!こんなに遅くまで付き合わせるつもりじゃなかったのに……」
『いや、別に気にしてねぇよ』
「…本当に?」
『本当に』
男の子の話を聞いて若干苛ついてた筈なのに、申し訳なさそうな顔から笑顔に変わるまりあを見て、苛つきがおさまっていくのが分かった。
まりあはずりぃよ…。
そんな純粋そうで愛らしい笑顔を向けられちまったら、深く追及できねぇじゃねぇか……。
誰だよ…お前にそんな眩しいくらいの笑顔をさせてんのはよ………。
「「「『『えぇぇぇ!!』』」」」
「えぇじゃないのぉ!!また来るから!!ね?」
子供たちはまりあの言葉に渋々返事をすると、それぞれ自分の病室に向かって歩き始めた。
車椅子の男の子もまりあに笑顔で『おやすみなさい』と言って、病室に入っていった。
「京ちゃんごめんね!!こんなに遅くまで付き合わせるつもりじゃなかったのに……」
『いや、別に気にしてねぇよ』
「…本当に?」
『本当に』
男の子の話を聞いて若干苛ついてた筈なのに、申し訳なさそうな顔から笑顔に変わるまりあを見て、苛つきがおさまっていくのが分かった。
まりあはずりぃよ…。
そんな純粋そうで愛らしい笑顔を向けられちまったら、深く追及できねぇじゃねぇか……。
誰だよ…お前にそんな眩しいくらいの笑顔をさせてんのはよ………。