愛を知った時
コウは私の髪をかき上げ、額にキスをした。




「コウ…愛してるよ」




そう私が言うと、もう1度唇を合わせキスをした。





私はコウの胸に顔をうずめた。




今まで感じた事のない満たされた気持ちだった。




「結花…離さない……」




私は香に腕まくらをしてもらった。




至福の時。




よりいっそう、香の事が好きになった。





「結花……後悔してない?」




「何言ってるの??結花は香をもっともっと好きになったんだよ」




香は私を見た。




「俺もだよ。。。」




「実はね、私ずっとこうしたかったんだ。一緒に泊まってゴロゴロして、ギュッとしたりて。。。でも、香はいつも泊まらないで帰っちゃうじゃない?……少し不安になったの」




腕まくらしてる手でぐっと私を引き寄せた。



< 101 / 397 >

この作品をシェア

pagetop