愛を知った時
次の日、

「なぁ~~んで何にも聞かなかったの?!番号とか」


「あ…忘れてた」


「し~~~~~んじらんない!超勿体無いじゃん」



私は昨日の話を、千夏に一部始終話した。




で、この反応……



だって転んだ事でテンパってたんだもん~

「結花~タイプだったんでしょ~そのサラリーマン」


「えっ…そんなんじゃ」


ちょっとしどろもどろになる私を、千夏が見逃すはずも無く


「本当に??」


って尋問攻撃。



私は顔を真っ赤にしながら



「コウさんはそんなんじゃ無いの」


って言った。


それを見て千夏は再度、私に質問する。




「本当は??」




「……………すこしは…気になるかも…」




ニヤッとしながら


「やっぱり~♪」




なんか千夏楽しそう…



何だか楽しんでないかな?!


「もう、千夏ぁぁ!遊ばないで」


でも本当に、せめて番号とか聞いとけば良かったな……
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