愛を知った時

俺は結花に話しかける。

「疲れただろ~」

「私は大丈夫だよ…香こそ病み上がりなんだから早く休まないとね」


結花は、いつでも自分より俺の事を気にしてくれるんだ。


「大丈夫。さすがに少し疲れたけどね」


「無理しちゃダメだからね!!結花心配だもん」


「わかったわかった。早く休もう。」


「うん」



ホテルに着き、結花に


「お風呂、一緒に入ろうよ」


そう言ったら、恥ずかしそうに



「先に入って」



と、お風呂場に押し込められた。




なんだよぉぉぉ、寂しいじゃんか!!




なんて思いつつ、俺は寂しく1人でシャワーを浴びる。



俺は出てから、

「結花、入って良いよ」

と言った。

「ありがとう」

結花もシャワーを浴びて来る。




俺はベッドに寝っころがりつつ、結花を待つ。





今日は色々あったな。。。





そんな事を考えていたら、眠ってしまっていた。



気が付いたら、テレビの音がする。





横には結花の匂い。





俺、寝ちゃったんだ。。。






寝起きの冴えない頭で考えた。




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