愛を知った時
結花ちゃんは


「そんな事無いです。綺麗な名前」


だって。。。

本当に可愛い子だよ♪

俺は何だか嬉しくなった。



「そう??ありがとう結花ちゃん。結花ちゃんも可愛い名前だよ」



そう言うと彼女は俯いてしまった。

あれ??何かヤバい事言った??



心配になり


「どうしたの??」


と聞くと



「えっ…な…何も……!!!コ…コウさんは…目がキレイですね」


と訳分からない返事が。


「ありがとね、結花ちゃん」


俺は頭をポンポンとなでながら言った。


「いえ…そんな…」


チラッと駅の時計を見ると良い時間になっていた。


「さてと…帰ろうかな。」

「あ、ありがとうございました。」



結花ちゃんはぺこりと挨拶しながら電車に乗りこんで行った。

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