愛を知った時
俺達はこの後もご飯を食べながらお互いの話をした。

結花ちゃんを知るにつれてドンドン惹かれていく俺が居た。




やばいぞ…




このまま行くとハマッてしまいそう。。。


相手は未成年だぞ!!

きっと、お兄ちゃんくらいに思っているんだ。

しかも今日誘ってくれたのは、御礼なんだから!!!


何期待してるんだ俺!!

そう思って結花ちゃんを見た。

なんか黙りこくっている。

つまんなくなったのかな?!


「結花ちゃん?どうしたの?」


「私何か言ってました?」

え?!質問返し!!

「いや…何も」

「良かったぁ」

「??面白いね~結花ちゃんは。見てて飽きないよ」



本当に抱きしめたくなる位可愛い。



って、変態か俺は!!!


結花ちゃんが話しかける。

「香さんはどんなタイプが好きなんですか?」

「タイプ??何だろう。好きになった人がタイプかな(笑)」


ってか、あんまり考えたこと無いな・・・


「じゃあ、年上派?年下派?」

「ん~今までは割りと年上が多かったかな」


結花ちゃんが俯いている。

お兄ちゃんが他の人に取られる気持ちなのか??


それとも期待して良いのか?!


そんな空気を取っ払いたくて

「結花ちゃんデザート食べる??」

「食べる!!!」


やっぱ、女の子って分からない(笑)

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