《短編》あの眼

標的

今、うちの学校では最近この噂で持ちきりである。






それは…




眼に追いかけられるものである…




聞くだけだとばかばかしく聞こえるだろうが、この話には続きがある…







それは…






追いかけられたあげくに自分の眼をもぎとられ殺されるというものだ…







俺は、






安藤 蒼太 １７歳



高校２年で…








ミステリー研究部の部長である。





ミステリー研究部とは都市伝説や噂などを研究していく部で部活というより同好会に近い…





そんな我らミステリー研究部にこの噂が入り込んできた。





「おもしろそうじゃん…」




興味津々になっているこいつは、

三条 武司
おれと同じ、高２で俺の幼なじみ…てか腐れ縁である笑