夏の約束。


あたしたちは、少し距離をおいて座りこんだ
とりあえずお礼言わなきゃ


「助けてくれてありが―」


「ごめんな」


?


「キモいとか、傷つけること言ってごめん。女の子なのに」


きゅん…


「あ、ううん!!!大丈夫だよ!!」


そんな素直に謝られたら、許しちゃうよ…


ちらっと蒼くんの横顔を見る


「何?」

「ううん!!あのさ、蒼くんは私と遊んだこと覚えてる?」


「ん…まぁな」





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