〜最強☆最凶?最脅♪お姫様(仮)〜


でね、と話を続ける王子様。因みになんで王子様なのかは、キラキラしてるから。


「君の世界の人間は此処の世界の人間より強いんだ。                     理由は進化の過程ね。この世界は君の世界より歴史が短い。だから、免疫とかが全くない。要は、君の世界の人たちは毒なんか全然効かない。                          さらに、重力も此方の方が軽い。君がジャンプしたら、5メートルは飛ぶだろう。」


すげぇ。自分。
でも、試さない。
運動神経0がだから、失敗する。しかも、怖い。


ん?
強いのと召喚って意味あんの?
も、もしかして、…


「私、勇者だったりする?」


半分ワクワク半分恐る恐る聞いた。

因みにワクワクが在るのは好奇心。恐る恐るは性格からだ。


王子様は困った顔をした。
なんか、子供に見られてる気がする。


「う〜ん?
あ、勇者ではないよ。
でも、それに近いかな?
君が引き受けてくれると嬉しいのだが…」


ウッ!

なんか、捨てられたゴールデンレトリバーに見える。多分、気のせいではない。


断れないじゃないか!!





< 4 / 8 >

この作品をシェア

pagetop