〜最強☆最凶?最脅♪お姫様(仮)〜
確かに、生きることはこの上無いメリットだ。
「分かりました。
引き受けましょう。
ただし、条件があります。」
「あれ?
生きてるだけじゃ、足りない?」
「いえ、この条件もこれから生きていくのに必要ですから。」
「ふーん。なんか、ちゃっかりしてるね。」
おちゃらけてる王子を無視して話す。
「条件は3つ。
1つは貴方の結婚式が終わる迄衣食住、来賓並に扱う事。
2つは結婚式が終わったら生活の安泰を。はっきり言うと私が納得できる仕事が欲しいです。
3つは此処の世界がどういう所かまだ分かりませんが人権を。要は見張りは無しでお願いします。見られたくない事など人には沢山ありますから。」
「ま、1つは自然にそうなるよ。あとの2つもよくわかった。最後のは少し気になったけどね。」
こうして、私は契約を結んだ。