男と女が奏でた愛詩―…
貴方
あの日―…
私は貴方の目にすい込まれそぅになった。
その時にね―…
何故だか私、急に苦しくなってきて、
少し泣きたくなったんだ。
あの時ね、じっとこらえるのに精一杯で…
自分でも何でか分からない。
貴方に頼りそぅになった自分がいたの―。
初めて会った人だよ??
私、おかしいよね(笑)
でも…私の心はそぅ感じたの。
あの時から私は貴方に惹かれてたのかな。
私は素直になれない―
貴方の優しさが
私の胸を締め付ける。
今にも『好き』と言ってしまいそぅで
何だか怖かった。
―…あれ以来、
私は恋を実らせよぅとはしなかった。
いろんな季節に巡り会う中、
私は貴方に恋をしてしまった。
貴方を追い掛けたくても、
追い掛けられなくて―
私はまだまだ咲けない、そんな華…
今の私じゃ、貴方にふさわしくないの。
何だか分からないけれど
『運命』と言っていい程、
私は貴方が愛おしかった。
何でだろう―
何か不思議だな。
私の人生はね―
ほんとにいろんな事があったの。
悲しみに溺れた、そんな時もあった。
ほんとに苦しくて、苦しくて…
どんなに思いつめても、
これが『現実』だった―…。
つきつけられたこの『現実』からは、
逃れる事なんてできない。
そんな中で私は、
―たくさんの笑顔を…
つくってきたよぅな気がする。