「何だよぉ、川田ぁ。
今日は嫌にツンケンしてんなぁ」

真っ先に反応を示したのは
経済学部であった

広田だった。

「変わった、て所かな」
と、関が洒落気味に
何とか場を収めた。

野瀬の方も、やや
いたたまれなかったのか
余り喋らなくなった。

それからは、清水が主に
昔話を喋り出し

それに、関や広田が乗っかる形で
何とか場を保つ事は出来た。
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