吸血男子

二人の体調ちゃん

 *海斗side*




 昨日から少しだるかったけど…まさか熱があるとは思わなかった。




 学校にいつも通り行って取り巻きの女たちに囲まれて高い声がいつも以上に響いた。





 霧が飛びついてきたと同時に意識を手放した。






 まさか、美梨亜も体調が悪いとはな。






 まぁ…俺のせいなんだけど。






 そこでなんであいつが送りに来たかはわかんねぇけど……。






 見事に振られたアイツ。





 美梨亜は俺のもんだし。





 …なんて独占欲強いのか?




 ベッドに連れられて寝かされた俺。




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