吸血男子
「昨日の晩飯がたぶん残ってるから食ってく?」
「マジで!? 食う!!」
「ん。じゃあキッチン行くぞ」
海斗君はそういうと私の頭を見つからないようにポンポンと撫でて寝室を出ていった。
…私はどうすりゃいい…?
しばらく茫然としているとマナーモードにしてあったケータイがなった。
「メールだ」
パチンと音を鳴らしてケータイを開くと海斗君から1件。
『俺が陸を引きつけとくから窓から降りて玄関から入ってこい』
あ、そうすればよかったのか。
私は言われたままにベランダに出て柵の上に登って飛び降りようとした。
「マジで!? 食う!!」
「ん。じゃあキッチン行くぞ」
海斗君はそういうと私の頭を見つからないようにポンポンと撫でて寝室を出ていった。
…私はどうすりゃいい…?
しばらく茫然としているとマナーモードにしてあったケータイがなった。
「メールだ」
パチンと音を鳴らしてケータイを開くと海斗君から1件。
『俺が陸を引きつけとくから窓から降りて玄関から入ってこい』
あ、そうすればよかったのか。
私は言われたままにベランダに出て柵の上に登って飛び降りようとした。