吸血男子
「鍵閉めた?」
「うん。結界は?」
「問題ねぇよ」
「よかった…」
日中は光があるからスカルゴーストも来ないと思うんだよね。
魔女の勘はあたるんだから!
「手繋いでもいい?」
「…ん」
「へへ…」
大きな手に包まれると安心するんだ。
今は6月で少し暑い。
手が汗ばんでないか気になるよ…。
「うぃ~す♪」
ドンっと鈍い音と一緒に現れたのは霧君。
海斗君の背中にしがみついてる。
「美梨亜、おはよ♪」
「…おはようございます……」
「どうした? 元気ねぇな」
「…いや…なんでもないです」
どーも、霧君は苦手なんだよね…。
「うん。結界は?」
「問題ねぇよ」
「よかった…」
日中は光があるからスカルゴーストも来ないと思うんだよね。
魔女の勘はあたるんだから!
「手繋いでもいい?」
「…ん」
「へへ…」
大きな手に包まれると安心するんだ。
今は6月で少し暑い。
手が汗ばんでないか気になるよ…。
「うぃ~す♪」
ドンっと鈍い音と一緒に現れたのは霧君。
海斗君の背中にしがみついてる。
「美梨亜、おはよ♪」
「…おはようございます……」
「どうした? 元気ねぇな」
「…いや…なんでもないです」
どーも、霧君は苦手なんだよね…。