吸血男子
小さい頃はパパとママが忙しくて仲の良かった海斗君のご両親の家に良く泊めさせてもらってた。
「久しぶりだー…」
「今言えることだけど、俺さ昔美梨亜大っ嫌いだった(笑)」
「酷いことをサラッとねぇ…」
だけど海斗君は「今は好き」って付けたしてくれた。
すっごい照れながら。
「たぶん昔もさ…美梨亜が心配だったんだよなー…気が抜けないし」
「なんで?」
「すぐ魔法失敗したり、モテまくったり」
「モテてない。それを言うなら海斗君でしょ」
海斗君の人気は本当に絶大だった。
小さいころから顔は整ってるし、ヴァンパイアとしての自覚もちゃんと持ってて…カッコよかった。
ずーーっと好きだったんだよね。
「久しぶりだー…」
「今言えることだけど、俺さ昔美梨亜大っ嫌いだった(笑)」
「酷いことをサラッとねぇ…」
だけど海斗君は「今は好き」って付けたしてくれた。
すっごい照れながら。
「たぶん昔もさ…美梨亜が心配だったんだよなー…気が抜けないし」
「なんで?」
「すぐ魔法失敗したり、モテまくったり」
「モテてない。それを言うなら海斗君でしょ」
海斗君の人気は本当に絶大だった。
小さいころから顔は整ってるし、ヴァンパイアとしての自覚もちゃんと持ってて…カッコよかった。
ずーーっと好きだったんだよね。