吸血男子
「美梨亜、帰るぞ」

「えぇ!?」



 魔界は昼になろうとしてる。




 人間界は朝だろう。




「お前…体調悪いだろ」

「な…なんで!?」




 思い当たることがあるのか、焦りだした美梨亜。




 足も少しふらついてるし、顔も赤い。





 昨日ので体調を崩したみたいだ。




「強制送還だな」

「嘘~…」





 美梨亜を背中に乗せてみんなと別れた。



「お大事に~」




 人間界に帰ってベッドに寝かせた。





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