吸血男子
用意してくれた服を着てリビングに入った。
「これ、私の服じゃないよ」
「知ってる。さすがに美梨亜のクローゼットを開けるのは抵抗あるし…俺のな」
こっちを見ずにソファで雑誌を読んでる海斗君。
海斗君のスウェットは大きすぎる。
「これ…大丈夫なのかな…」
スウェットを見ながら言った。
「だいじょ………ぅぶじゃねぇな…」
「やっぱり…?」
「ちょ、着替えてこい」
「う、うん…」
大きすぎた。
自分の着なれたラフなスウェットにかえてもう一度リビングに行った。
「あぁ…そっちの方がいい」
「へへっ…」
海斗君の隣に座った。
「今日、手振り払っちゃってごめんね? 大丈夫?」
「平気」
海斗君の手を取って撫でた。
「大丈夫だって」
「ん…手、大きいね~」
「当り前だろ…男なんだし」
手を重ねて見ると2回りくらい大きい。
「これ、私の服じゃないよ」
「知ってる。さすがに美梨亜のクローゼットを開けるのは抵抗あるし…俺のな」
こっちを見ずにソファで雑誌を読んでる海斗君。
海斗君のスウェットは大きすぎる。
「これ…大丈夫なのかな…」
スウェットを見ながら言った。
「だいじょ………ぅぶじゃねぇな…」
「やっぱり…?」
「ちょ、着替えてこい」
「う、うん…」
大きすぎた。
自分の着なれたラフなスウェットにかえてもう一度リビングに行った。
「あぁ…そっちの方がいい」
「へへっ…」
海斗君の隣に座った。
「今日、手振り払っちゃってごめんね? 大丈夫?」
「平気」
海斗君の手を取って撫でた。
「大丈夫だって」
「ん…手、大きいね~」
「当り前だろ…男なんだし」
手を重ねて見ると2回りくらい大きい。