吸血男子
 朝起きていつもより早く学校に行った。



 海斗君はまだ起きてない。




 やってみたかったことがあるんだ♪





 私は一度学校に行ってもう一度家に帰った。





 帰ってからいつも通り海斗君を起こす。




「遅刻しちゃうよー」

「んー…」



 寝がえりを打って唸る海斗君を叩き起して朝ご飯を詰め込ませた。





「美梨亜―、おはようのチュー」

「んー…明日ね」




 登校しながらまだ寝ぼけてる海斗君を軽く流して学校についた。




「美梨亜、チョコは!?」


 靴箱に入ってる大量のチョコを見て思い出したのか、私にチョコをねだる海斗君。





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