吸血男子
 闇属性と聞いて思い浮かぶのは………アイツしかいない。






 まさかとは思うけど…。






 俺の結界を破くことができるなんて相当なもんだ。





「……スカルゴースト」






 どこから出てきやがった?






 俺は美梨亜の腕をつかんだまま考えた。





「うわッ!!!」





 美梨亜がいつの間にか出していた杖に込められた魔術で俺は壁にぶち当たった。






 その隙に外に出て行った美梨亜。






< 41 / 378 >

この作品をシェア

pagetop