空色クローバー
「ごめんね、今はお取り込み中。
後でもいいかな?」
見なくても、
気取った声ですぐ分かることだ。
…それより、お取り込み中の言い方をきいて、体に悪寒が走る。
誤解を招く言い方だな、
もっと、どうにかならなかったのか?
「う、うん!」
女子達は顔を赤くして女子の群れに戻った。
…陸は色々あって、王子様キャラ付けされてしまった。
もう一年が経ち、完全に定着している。
本人も最初と違い、慣れたものだ。
本人は困っているらしいが、どうだろうな、怪しい。
女子には大人気で、男子からも王子様とかノリで言われて容認されている。
だが、俺には対応や動作が気取っているから気持ち悪いとしか思えない。
後でもいいかな?」
見なくても、
気取った声ですぐ分かることだ。
…それより、お取り込み中の言い方をきいて、体に悪寒が走る。
誤解を招く言い方だな、
もっと、どうにかならなかったのか?
「う、うん!」
女子達は顔を赤くして女子の群れに戻った。
…陸は色々あって、王子様キャラ付けされてしまった。
もう一年が経ち、完全に定着している。
本人も最初と違い、慣れたものだ。
本人は困っているらしいが、どうだろうな、怪しい。
女子には大人気で、男子からも王子様とかノリで言われて容認されている。
だが、俺には対応や動作が気取っているから気持ち悪いとしか思えない。