空色クローバー
もう一つは、陸先輩と全く会わなくなったこと。

「なにかあったのかな…海、メール来てない?」

お弁当を食べながら携帯をチェックする

「無いよ。」

「…そっか。」

ごめんね水月…多分、私のせいだ。

「…あのさ、海。話したいことあるからちょっと来て。」

急に真剣な顔をした水月に私は分かったと返事をした。

階段の下のスペースに来た。
「教室じゃ言えないことなの?」

「うん…。
あたしね、陸先輩が好きなんだ…。」

「え!陸先輩が好k「声が大きい…!」

「ご、ごめん…驚いちゃって…。」

「気をつけてよね。」

水月は顔を赤くしながらそう言った。
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