エンキョリレンアイ
奇跡的な出会い
菅原美玲17歳。

明日は18歳の誕生日。

まさかあんな事件が起きるなんてこの時は考えてもみなかった…。


AM7:20

「美玲ー遅刻すんぞー??早く起きな。」

お兄ちゃんの叫び声に起こされて起床。
時計を見て完全に目が覚めた。

「やばっ…遅刻…。」

急いで支度して慌て家を飛び出した。


案の定学校に着いた時には門が閉まっていた。

「最悪じゃん……。」

しぶしぶ職員用の玄関から入り、生活指導に小言を言われてから教室へと向かった。
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