真友だったんだよ
「じゃあ、うちは美穂をよんでくるねえ??」

ギャルっぽい女子が笑いながら言った。

美穂は…なんていうかなあ??

きっと…

「嫌だ」って言ってくれるよね??


そう思ってるうちに、涙が一粒。二粒と、流れていった。


涙はとまらなくて、服で涙をふいた。

ばかだ…

あたし…あたしだけが…?


………あたしは調子のってた。

美穂にあまえてた。


「うっ…うううっ……・・・ぅぅぅぅっっ…うっ…」

そのうえ、泣き声がでてしまった。


悲しい。苦しい。

あたしって…思い込み激しすぎだ…




「美穂つれてきたよー!!」


その「美穂」って名前に、耳をすませた。

「あぁ、ご苦労さん。」

女子達は言った。


すると、美穂に近づいて、女子達はふぅっと息をすって、

言おうとした。

あたしは、たまらなくなって…



がらっっっ!!!!!!!!!!!!


ドアを開けて、泣きながら、美穂のほうへ行こうとした。


その時。


美穂に近づいてる女子が、あたしのお腹を―…


ぐっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

拳を上げて、あたしのお腹を―…



意識がもうろうとして、

あたしはっ……倒れた―…

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