二人想い




「別にお前の為じゃねーからな!間に合わなきゃ困るから運んでやるだけだ」

海君って、冷たそうに見えるけど優しい。




「はぁー、やっと全部運び終わったな」

「海、次技能走だぞ。」

「はいはい、今いきます〜」

海君がだるそうに体を起こす。


「海君太陽君、頑張ってね!」


笑顔で二人を見送った。

まさか、あたしが頑張ることになるとは知らずに…。

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