二人想い
待ち合わせ場所に着くと、太陽君はもうそこにいて。
私服、かっこいい…。
モデルみたい。
そんな太陽君に駆け寄る。
「太陽君!」
「・・・」
「太陽君?」
太陽君はこっちを見たまま動かない。
服、変だった…かな…。
「西山…可愛い」
「え?」
「やべー可愛いー!!」
「なっ」
恥ずかしさのあまり
下を向く。
「い、行こう?」
「おう♪ん、手」
太陽君と手繋ぐの、初めて。
緊張してたけど、楽しかった。
一緒にアイス食べたり、ジュース飲みあいっこしたり…。
楽しくて楽しくて。