二人想い




ギュッ

「海君//!?」

後ろから海君に包みこまれる。


「やっぱり俺、お前のこと好きだ」

耳元で海君が呟く。


「こんなに好きなのに、なんで太陽選んだんだよ。俺じゃ、…だめか?」

「あたし…」


「俺は太陽みたいにお前を泣かせたりしねえ…ゴホッ」


「…海君!?寝てなきゃだめだよ!」



「先生呼んでくる!」



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