二人想い




「よしっ、髪型オッケー♪」


ふと時計を見る。


「そろそろ行こうかな」

待ち合わせ場所につくと、海君はもうついていて。

「西山」

「ん?」

「か、可愛い、な」

////

照れながら言われるとこっちまで照れてしまう。

「手。お前、すぐいなくなるから」

そう言いながら海君が手をのばす。

「そ、そんなことないもんっ」

あたしも海君の手を握る。

「はいはい」



二人で初めての遊園地。
騒いで、はしゃぎまくって。

でも、楽しい時間はあっというまに過ぎた。



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