二人想い
「よしっ、髪型オッケー♪」
ふと時計を見る。
「そろそろ行こうかな」
待ち合わせ場所につくと、海君はもうついていて。
「西山」
「ん?」
「か、可愛い、な」
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照れながら言われるとこっちまで照れてしまう。
「手。お前、すぐいなくなるから」
そう言いながら海君が手をのばす。
「そ、そんなことないもんっ」
あたしも海君の手を握る。
「はいはい」
二人で初めての遊園地。
騒いで、はしゃぎまくって。
でも、楽しい時間はあっというまに過ぎた。