二人想い






海君は病院に運ばれた。
医者には、助かるかわからないと、そう告げられた。

あたしは祈ることしかできなかった。







何時間経ったかわからない。

手術室のドアが開く。


「先生!海君はっ…!」

「命は取り留めた。でも…足に後遺症が残るかもしれない。」

そんな…。



海君…。



< 82 / 91 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop