cЯоWи +。'*
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「やっべ なんかめちゃ緊張してきた」
「落ち着けよ」
緊張でそわそわしている俺に那智が一言
俺は那智を見た
「だいたいなぁ…なんで俺が100m走んなきゃいけねぇんだ?」
那智は呆れた顔で俺を見る
「ふっふっふー 俺は知っている お前がとてつもなくはやいことを♪」
ビシッと那智をゆびさしながら言った
事故の一件のときの那智の俊足の記憶がが蘇る
「はぁ……めんどくせぇな」
「本気で走れよ?俺はお前と勝負したいから推薦したんだぜ?」
俺がそういうと那智はまたため息をついた
なかなか乗り気になってくれないようだ
しかたない……
「那智 じゃあ賭けしようぜ」
「あぁ?」
「この勝負 俺が勝つに賭ける お前は俺が負けるに賭けろ」
「……なにを賭けるんだ?」
「冴慧に告白できる権」
「………しょうもないな」
「いいだろ別に」
俺はニカッと笑った
「きっかけねぇと勇気いんだよ」
「陣………お前可愛いな まぁ いっか その勝負うけるよ」
那智はぷっと吹き出した
「うるせえ 笑うな」
俺たちの組みがコースに並ぶ
「悪かった ただ勝つのは…………俺だ」
パンッ