cЯоWи +。'*
「やっば…まじ美味しいんだけどぉ」
「やっぱりみんなで作ると美味しく感じるね」
ほのぼのとした雰囲気
なんかようやく林間に来たっていう実感がわいてきた
「あっ そうだ美和」
「ん?」
あたしはスプーンをくわえたままの美和を見た
「あとから拓…じゃなくて陣がバンガローに遊びに来てって行ってたよ?一緒に行かない?」
ここで拓の名前を出すのは早過ぎだよね?
あたしはさりげない気遣いのつもりで陣の名前をだした
「…え?南波君が……あたしのことを?」
なんだか焦り気味な美和
どうやら…陣はモテるらしい
顔はいいからね
もしかすると美和も…
やっきの2人の姿を思い出す
「…え 冴慧も……呼ばれてるの?」
「うん 一応」
あたしはにっこりと微笑んだ
「そっかぁ…」
あれれ?
美和が喜ぶ顔を想像していたあたしは肩を落とす美和をみて疑問を感じた
「美和一緒に行こうね」
「うん」
だけど笑顔の美和を見て疑問もすぐ消えた
「ねぇぇえ…あたしは?あたしは一体どおなるの?」
突然会話に乱入してきたのは波美
「なっちゃんは龍之助君のとこでしょ?冴慧ちょんと美和たんは3組男子のバンガローでしょ…あたしは~?」