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もし美和が陣のことを好きだったとしたらさっきの疑問のつじつまもあう


「でもね冴慧…南波君は…」

波美は何か言いかけて口を閉じた

「…なんでもない」

「じゃあさっあの3人って三角関係なんだね」

あたしは勢いよく立ち上がった

「だとしたら拓が告るとまずくない?まだ美和も気付いてないみたいだし…あたしちょっと行ってくるね」

「え?冴慧…待って」

波美の言葉に耳も貸さずあたしはバンガローを飛び出した




「行っちゃったよ…」

冴慧は気付いてないだろうけど南波君は冴慧のこと好きだから三角関係じゃなくて四角関係なんだよなぁ

「冴慧も南波君も鈍感そおだからなぁ~」

自分の気持ちに

1人取り残されたバンガローで深いため息をついた

これからが大変そおかも…


でもなんか楽しそう



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バンガローの前まで来るとなんだか静かで人の気配が感じられなかった

「あれ?ここであってるんだよね…」

あたしは陣にもらったメモと照らし合わせる

…あってる

とりあえずノックしてみようと思いドアに手をのばしてみた

「ちょ 待てっ…」

「え?」

突然後ろから人が近づいてきてノックしようとしている手を掴まれた
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