Love 4 U
ふと夜空を見る。

「キレイ…」

そこには、沢山の星達と幾つもの天の川がひしめき合っていた。


星空がこんなにも綺麗なコトを知らずに、私は死のうとしていたのか…

少しの後悔。
と共に、瞬く星空がボヤける。
私は泣いていた。

「死ぬんだよなぁ、私。そして、あの星空のもっと向こう側に行くんだよね…」

星空の向こう側。
それは、どんなトコロなの?


涙が止まるまで、私は上を見続けていた。


「死んじゃうんだよ。私…」





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