Love 4 U
「じゃぁ、お疲れ~」
コンビニで買った、缶ビールでカンパイをした。
カンッ!
と、アルミの鈍い音が部屋に響く。
グイグイと一気にビールを飲み干す、彼。
― 緊張してる?
まさかねぇ…
「どうしたの?そんなに飲んで…」
「ノドが渇いて…。さっき、あんなに走ったから…」
「あ…、そう?」
― な、なんだ…
私は、気が抜けた。
いまいち、彼が分からない。
外見に似合わず、真面目だったりで…
「なんで?」
空になった缶を置き、新しいビールのプルタブに手を掛けながら、彼は私に聞いた。
― な、なんで?って…。聞くの、そこを?
「だ、だって、一気にビール飲んだから、そんなにビールが好きなのかと思って…」
上手く質問を交わす。
― 私ってば、何を期待してるんだ…
自分で自分が恥ずかしくなった。
コンビニで買った、缶ビールでカンパイをした。
カンッ!
と、アルミの鈍い音が部屋に響く。
グイグイと一気にビールを飲み干す、彼。
― 緊張してる?
まさかねぇ…
「どうしたの?そんなに飲んで…」
「ノドが渇いて…。さっき、あんなに走ったから…」
「あ…、そう?」
― な、なんだ…
私は、気が抜けた。
いまいち、彼が分からない。
外見に似合わず、真面目だったりで…
「なんで?」
空になった缶を置き、新しいビールのプルタブに手を掛けながら、彼は私に聞いた。
― な、なんで?って…。聞くの、そこを?
「だ、だって、一気にビール飲んだから、そんなにビールが好きなのかと思って…」
上手く質問を交わす。
― 私ってば、何を期待してるんだ…
自分で自分が恥ずかしくなった。