Love 4 U
「ねぇ~っっ???」
私はまた叫んだ。


「えっ?何?今度は本当に聞こえない!」


「な・ん・で!私を助手席じゃなくて、荷台に乗せたのぉ~~~っ!」

リョウにじゃなく、私は青空に向かって叫んだ。


その声は、街中にいや北海道中に聞こえる位いの大声だった?

と思えるくらい、悲鳴に近かいユリアの叫び声。



もしかしたら、青空の向こう側に届く程の悲鳴?だったのかもしれない…。


私の、幸福せの声。

それは、愛する人がソバにいるから、笑ったり泣いたり怒ったり出来るモノ。


一人じゃ出来ないコトを、あなたは私に教えてくれた。


そして、生きる意味を。

愛する意味も。


あなたが私に…




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