何処かの小さな恋物語
まだ新築の匂いがする少し頑張って買ったマイホーム。
いってきます。
そう言ったらエプロン姿の君が見送りにきて。
そんな君が愛しくてキスをして。
いってらっしゃいって言って。
決して叶うことのない君と立てた、残酷な幸せ計画。
君が死ぬ一週間前にたてたあの計画を思い出して
君と見る予定だった満開の桜も見ながら
俺はまた、泣くんだ。
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唐突に書きたくなった。
衝動文。
つーか誰だ表紙にほろ甘いとか書いたヤツ。
ほろ苦いだろこれ。