空色くれよん
さらに少しした日曜。

玄関のチャイムが鳴った。

「はーい!」

玄関まで走って行き、
私はのぞき穴から見た。

30代の女性。

でも私はその顔を知らなかった。

「あの、どちら様でしょうか?」

答えは返ってこない。

不思議に思い、ドアを
少しだけ開けた。
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