空色くれよん
「あの人が…?」

「ああ、僕の前の奥さんでね。
別れた後もずっと
手紙をよこし続けていたんだ。
まぁ、僕は無視し続けていたけれど。
まさかこんなことを起こすとはね。」

「そうだったんだ…。」

「あ、安心して
もう彼女は逮捕されたし
関わらないようにしたから。」

「…ありがとう。」

私は翔さんにお礼を言った。
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